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「"イクオリン"」の Wikipedia 検索結果
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イクオリン (aequorin) は、1962年、下村脩と Frank H. Johnson (当時プリンストン大学)らによってオワンクラゲAequorea victoria から発見・抽出・精製された発光タンパク。当時はカルシウム濃度をタンパクが感受し発光する、という発想があまりに斬新だったため、イクオリンの発見は驚くべき反響をもって迎えられた。イクオリンはクラゲの発光細胞内で、カルシウムの濃度を感知して、発光するが、その発光原理は、充電したバッテリーにもたとえられる。イクオリンはセレンテラジンという物質を核にもつが、高カルシウム濃度ではセレンテラジンがセレンテラマイドに変化し、このとき発光する。
ただし、カルシウム存在下でのイクオリンの発光は単体では青色であるにもかかわらず、オワンクラゲは緑色に発光する。これは、オワンクラゲの細胞内で、イクオリンが、別のタンパク GFP と複合体をなしているためで、イクオリンの蛍光波長が GFP に吸収され、蛍光共鳴エネルギー移動 (FRET) によって緑色にシフトするためである。この発見も、イクオリンの発光原理と同様、下村脩によってなされたものであり、同時に、彼によって GFP も初めて分離・精製されている。
下村脩によるイクオリンの発見から 20 余年を経て、1985年に井上敏、Douglas Prasher らのグループによって、イクオリンの遺伝子が同定・クローニングされた。また、イクオリンはカルシウムセンサーであるという理由からも、レポーター遺伝子として様々な生物学の研究に応用されている。
いくおりん いくおりん
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
Text is available under GNU Free Documentation License.
[イクオリン]の改定履歴
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ただし、カルシウム存在下でのイクオリンの発光は単体では青色であるにもかかわらず、オワンクラゲは緑色に発光する。これは、オワンクラゲの細胞内で、イクオリンが、別のタンパク GFP と複合体をなしているためで、イクオリンの蛍光波長が GFP に吸収され、蛍光共鳴エネルギー移動 (FRET) によって緑色にシフトするためである。この発見も、イクオリンの発光原理と同様、下村脩によってなされたものであり、同時に、彼によって GFP も初めて分離・精製されている。
下村脩によるイクオリンの発見から 20 余年を経て、1985年に井上敏、Douglas Prasher らのグループによって、イクオリンの遺伝子が同定・クローニングされた。また、イクオリンはカルシウムセンサーであるという理由からも、レポーター遺伝子として様々な生物学の研究に応用されている。
いくおりん いくおりん
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出典:「フリー百科辞典ウィキペディア」(2009-01-01)
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